【1954】日本工営
事業内容(会社HPより引用)
開発および建設技術コンサルティング業務ならびに技術評価業務、
電力設備、各種工事の設計・施工、電力関連機器、電子機器、装置などの製作・販売
企画設計、施工管理、運営維持管理が建設コンサルタント。
ざっくり大型の建設案件で施工以外の部分を幅広く担当。日本工営は海外進出しておりグローバル企業でもある。
四半期ごとの売上高実績
3Q、4Qに売上偏重傾向がある。ネックであった3Qでも売上増に転じ、通年で前年同期より売上を伸ばす。
過年度実績及び今期予想
売上、利益ともに過去最高を更新予想。
この予想は豊富な受注残高に裏打ちされており、過去4年間の比較でも高水準の受注残を維持している。
単純に世界経済が温まってきて公共事業が増えたから業績も伸びただけでしょうか。
もう少しだけ分析してみました。
売上高推移と原価率
売上高は順調に伸びてきていますが、何より目を引くのは原価率が年を追うごとに低下していることです。原価率が下がれば損益分岐点が下がるので利益率が非常に大きくなってきます。
この点については短信の中で、好採算な受注に特化し採算性を重視しているといったコメントが見られました。結果が出てきていますね。
地味株ですがなかなかいい会社だと思います。